所詮ゲームですよ
皆さんは「少女パレアナ」という小説をご存知ですか?
幼くして両親を失い、気難し屋の叔母に引き取られた少女パレアナ。
そこでパレアナは粗末な部屋を与えられ、そして叔母さんは何かにつけてパレアナにいじわるをします。
でもそんな過酷な環境のなかでもパレアナは決して明るさを失いません。
それは、お父さんからたった一つ、大切な贈り物を貰っていたからです。
それは「何でも喜ぶ遊び」。
どんなひどい状況でも、パレアナはいいことを見つけようとします。
たとえば部屋に鏡がなければ、
「鏡がないものうれしいわ。鏡がなければ、ソバカスが見えませんものね」
こんな風に、どんな状況からでもいいことを見つけ出し喜ぼうとするのです。
そんなパレアナに村人たちは惹かれるようになり、
そして最初はパレアナを疎んじていた叔母さんも次第に心を開くようになります。
パレアナは言います。
「もう、こんな状況からなんて喜びを見つけられっこないって、あんまりに悲惨すぎて…そんなひどい状況に出会うと……オラ、なんだかワクワクしてきたぞ」(引用文は一部不適切な箇所があります)
そんな調教済み健気な少女の感動のストーリーです。
今回の事件で、GONZOの運営について、今後のMoEについて、いろいろと言われています。
もちろん、追求するべきところは追及するべきでしょう。
俺自身としても、いろいろと考えたいことはあります。
でもまあ、それはさておいて、ひとまずMoEが再びできる、ということ。
今はそれを素直に喜びたいと思います。
というか、あまり深く考えないようにしましょう・・・。