Planet Side

MoEもぼちぼちと動きを見せ始めていますが、
http://moepic.com/news.html#173
まあ言ったように、MoEは未完成な部分が多いので、今後の展開がはっきりしない限りはあまりやる気になれません。


というわけで最近はまってるのがPlanet Sideです。
久々に「やべ!もう朝かよ!」という懐かしい体験をさせてもらいました。


このゲームを知ったのは
http://home.att.ne.jp/surf/mirage/
という有名なサイトで紹介されていたのがきっかけです。面白くかつ的確な紹介と、素晴らしいフラッシュがあるので是非見てください。


MMOFPSというちょっと変わったジャンルですが、MMOSLGたる「銀河英雄伝説Ⅶ」をやってた身としましては、珍しさも有りますが懐かしさも感じました。
「あー国のために戦ってるなー」というか。


簡単に紹介すると、未来の世界での宇宙戦争が舞台で、三つの相争う国のどれかに所属して一兵士として戦うわけです。
まず世界観がいいですねー。鬱蒼と茂る原生林のなかに近未来的な兵器や建築物という取り合わせがいい感じです。


システムとしては、とにかく練りこまれているというか、すごく良く出来ていると思います。
最初は戦闘メインで銃撃をもっぱらやってたんですが、やっぱベテランの人には勝てないというか、殺されまくりだったんですね。
そこで工作兵とかハッカー、輸送をやってみたらこれがはまるはまる。


重要な敵の拠点(特にタワー)に隠れながら近づき、こっそりとハックに成功したときにはマジ脳汁が出ます。


でも最近のお気に入りは補給です。
PlanetSideは、もっぱら各惑星にある基地を奪い合うんですが、この基地を占領するにはいくつかやり方があります。
一つは上であげたように敵の中枢部にあるControl Terminalをハックして、その状態を15分間維持すること。
二つ目は、これは特殊ですが、Control Terminalをハックしたときに出現するLLUを奪い、味方の基地にまで輸送すること。
そして三つ目が、これは正確には占領ではないんですが、相手の基地のエネルギーが枯渇すること。


基地の攻防はしばしば膠着状態に近くなります。
そういう膠着状態がただ続くだけだと変化が無いわけで、だんだん疲れてきますが、エネルギーという要素があることが、持久戦に意味があるようになっています。
つまり施設を壊しまくれば、その修復のために基地のエネルギーが使われるわけで、それが積み重なっていけば大きな成果に繋がる。つまりちゃんと成果として残るわけです。こういう風に、細かいところで「無意味な行動」がでないように配慮しているところがPlanetSideのいい点だと思います。


ちなみに、銀英ⅦでもMoEのwarageでも痛感したことは、「勝ち目が無い限り戦闘しても無駄」という事態が出てきちゃうという問題です。
例えば、大人数で攻めない限り無駄。動いてもどうせ負けるから無駄。多少相手にダメージを与えても、結局それは残らない。戦局に影響しない。それどころか消耗した分だけ無駄になる。だから人が集まるまで動かない。みんながそう思うから集まらない。
この悪循環・・・。


さて話を戻して、では減ったエネルギーはどうやっても戻せないのかというとそうではありません。ANTという小型トラックでその惑星にあるワープポイントに貯まっているエネルギーを溜め込んで、基地に運んできてサイロで補給してやればいいわけです。
そしてこの地味な作業が楽しいんですねー。



あの町からこの町までそいつを届けにいくのがね
このおいらの仕事といえば仕事なんだけど〜♪
長渕剛『俺らの旅はハイウェイ』より。古っ!)


これはトラックを運転しながらよそ見しているところです。
遠くに見えるのは、waypointsといって、自分の指定した場所を衛星から照らしてくれるものです。目印ですね。


ただ、運転を一人称でやってると酔いますけどね・・・。


いずれにしても、なんかね、このゲームには「生活感」があるんですよ。
MMORPGで釣りとか生産とかで「生活感」を歌ってるのが多いですが、妙な話、MMOFPSの「PlaneSide」のほうが「生活感」をかもし出してます。


こんな感じで、しばらくはPlanetSide漬けですね。